2007年5月14日月曜日

ヴァシュロン・コンスタンタン

皆様いかがお過ごしですか? 小林です。
本日はまっとうな時計のお話です。
とはいえ、雑誌に寄稿した記事をそのまま貼り付けただけなんですが・・・
ちなみに地方情報誌「REAL」という雑誌です。


アイテム名:ヒストリーク・トレド1952 
ブランド名:ヴァシュロン・コンスタンタン
税込価格 :¥3,255,000-


ヴァシュロン・コンスタンタンは1975年に創立された世界で最も古い高級時計メーカーである。250年の長きにわたり彼らが一貫して守り通してきたこと、卓越した技術、個性的かつ芸術的なデザイン、手作業による徹底した仕上げ、の3点である。

ヴァシュロンのコレクションの中でもこれらのポリシーをもっとも良く表現できているアイテムがこのトレド1952ではないだろうか。
レクタンギュラー ケースに他には類を見ないフレアラグがトレド1952の個性を引き立たせている。
このデザイン、ただ置いてあるだけだととてもとっつきにくい。
しかし腕に巻いてみるとなんともしっくりくる。この直線と曲線のバランスが絶妙に組みあわされているおかげである。
そもそもこのデザインは名前にもあるように1952年に生まれているのである。現在に至るまでに幾度かマイナーチェンジが施されているものの基本はほとんど変わっていない。いかにその当時から優れたデザインであったかをうかがい知ることができる。
結構大振りなケースであるが、非常に丁寧な仕上げが施され部妙に湾曲したガラス面を採用している為、ワイシャツの袖にもほとんど干渉することはない。

文字板もトリプルカレンダー、ムーンフェイスといったコンプリケーション機構が盛り込まれており異彩を放つ顔立ちである。
しかし、この時計、決して見せびらかす類のものではない。あくまでも仕立ての良いワイシャツの袖口からほんの少しフレアラグが顔を出す。この程度、控えめに身に着けることで初めてこの時計が生きてくる。

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