2007年10月8日月曜日

舶来時計メーカーの傲慢

皆様いかがお過しですか? 小林です。


最近ちょっとカチンとくることがあったので・・・
もともと舶来時計メーカーって偉そうなところがあるのですが、
今回はちょっとね、ということがありました。

当店取り扱いの某ブランドですよ。
大半のモデルが100万を超える高級品ですよ。
歴史と伝統もあり時計製造に並々ならぬ情熱を注いでるってのたまわっています。

あるお客様がその時計をお求めになりました。
たいそうお気に召していただいたわけです。
販売している我々としても嬉しいかぎりです。

しかし少々お使いいただいて時間のくるいが気になると。
機械式時計ですから多少の誤差はあります。
一ヶ月に5分以上のくるいがあるということです。

厳密にいえばスイスの精度認定基準からすると許容範囲なわけですが、
実際、普通に使っていてそこまでの差が出てしまうと気になってしまいます。
特に最近は時計製造技術が格段に向上しているため、そんなに誤差が出ないのが当たり前になってきています。

保証期間中ですからお客様はなんとかしてほしいと、当然お考えになります。
時計をお預かりさせていただいてメーカーに送ると調整だけでも2,3週間はかかります。
ようやくできあがってきたと思ったらやはりまだ遅れる。
お客様はもちろん我々もどこを調整したのだろう?と疑念を抱いてしまいます。
当然、再修理に出します。しかもまた2,3週間。

この段階でお客様としては面白くないですよね。
せっかくお気に召してお求め頂いたのに入院ばかりで、いっこうによくならない。

そんなこんなで3度目出したわけですよ。
そうしたらこのメーカーなんて言ってきたと思います?

「この時計の誤差は許容範囲です。これ以上の精度をお求めいただく場合は調整が有料となります。」

おーい、ちょっと待てい!!
保証書にうたってあるお客様の権利を全く無視しているではありませんか。
多少その誤差が改善されているならまだしも、ほとんど良くなっていないにもかかわらず。

もっといえばサービスによる調整は適当にやって、金を払えばちゃんとみるといっているわけですよ。
実際は、二回出しても調整に失敗しているわけですから、有料でやったとしても改善される保証はないですよね。
まったく自分たちがそんなに偉いのかと、そんなメーカーの姿勢が信じられません。

とにかく、最近は腕のたつ時計職人さんてどんどんいなくなっているだろうし、
高級メーカーに勤務しているからといって優秀なわけでもないし。

取り扱いしている私どもが言うのもなんですが、はっきり言って調子に乗りすぎです。

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