皆様いかがお過ごしですか? 小林です。
今日はちょっと小話でも。
「とある家族の風景」
心地よい昼下がり。ママはせっせとお洗濯ものをベランダに干しています。
一人息子で3歳になるケンちゃんはおもちゃに夢中。
そんなゆっくりとした時間の流れをせき止めるかのように一本の電話が!
「ジリリリリン♪ジリリリリン♪」←いまどきジリリリンとなる電話は見ませんが・・・汗
「ケンちゃーん!ママいま手が離せないの!電話に出てくれるー?」とママ。
「はぁーい!」いまどきの子供にしては素直なイイ子のケンちゃんです。
きっときちんとしつけているのでしょう。
ドタドタドタ、ガチャッ! 廊下を元気に駆け抜け勢い良く受話器をあげたケンちゃん。
「もしもしぃ?」
「アラ!ボク、おりこうさんねぇ。ちゃんとお電話に出られるのねぇ」ずいぶんと親しげな女性の声です。
「そうだよ!ケンちゃんおりこうなの。おばあちゃんにいつも言われるよ!」祖父母が孫には甘いという定説はこの家庭でも変わらないようです。
「ケンちゃんていうんだぁ。じゃあ、おりこうなケンちゃんにお願いがあるの。ママにとってもいい話があるからって、お電話替わってもらえないかなぁ?」
なにかの勧誘かセールスみたいですね。
「おばちゃん、だあれ?」ここで電話の相手を確認するケンちゃん。実に良く出来た子です。
「おばちゃんじゃないわよ!オ、ネ、エ、チャ、ン!」電話の女性はちょっとムッとしたご様子で。
「嘘はいけないって、ママが言ってたよ!おばちゃん、嘘つきだぁ!!」
「わ、わかったわ。ゴメン、ゴメン。おばちゃんが嘘をついてました。ごめんね。じゃあママに替わって」
きっとこの女性は何件も電話を掛けてはみたものの、どこの家庭も不在でやっと繋がったのでしょう。いとも簡単にケンちゃんに懐柔されてしまいました。ノルマが厳しいんでしょうね。
「ママは今、お洗濯で忙しいんだって!だから、もう切るね」 無垢な子供は視点が変わるととても無情です。
「ちょっ、ちょっとまって!お、お願いだからまだ切らないで!」おばちゃん必死です。
「じゃあ、パパは?パパはいる?」
「えぇーパパ?パパはねぇ・・・・・いらない!!!」
チャンチャン♪
ちなみにフィクションですからね!うちはそんなんじゃないですよ!うちの子まだ1歳と半年ですから!
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